2012年12月9日日曜日

生まれ変わり

上の図は「世の中を良くする科学-DNAの構造」より引用
水泳とは全く関係ありませんが、「生まれ変わり」について書きます。

私は大学で物理学を専攻しており、非科学的なものについては信じていません。
その私がなぜ「生まれ変わり」について考えたかと言えば、「生まれ変わり」も定義の仕方次第で科学的な現象として捉えることができる、と考えたからです。

生物は全てDNAを持っています。
少し込み入った話になりますが、DNAを簡単に説明します。
右の図を見ながら読むと理解しやすいと思います。

DNAは、「らせん階段」のような構造をしています。
らせん階段の手すりにあたる部分は、リン酸と糖がつながってできていて、階段のステップにあたる部分には塩基があり、ステップの中央でもうひとつの塩基と水素結合をつくって結びついています。

塩基には4種類あって、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、そしてシトシン(C)と呼ばれています。
この4種類の塩基の並び方が、個人の遺伝子情報を表しています。

人のDNAには30億個の塩基が並んでいるので、計算上では4の30億乗の組み合わせがあることになります。
ほぼ無限に近い数ですが、有限です。
ということは、同じDNAをもつ人がいつか生まれてくるかもしれません。
確率は極めて低いですが、ゼロではありません。

「生まれ変わり」を「全く同じDNAを持つ人が生まれたこと」と定義すれば、科学的な現象と捉えることができるのではないでしょうか。
それがどうした、と、自分でツッコミを入れたくなりますが・・・

私のアホなアイデアを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 その他スポーツブログ 水泳へ ←ポチッと押してもらえると嬉しいです。 byすくーる水着

0 件のコメント:

コメントを投稿